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ケリーバッグとバーキンの違いとは?特徴やサイズ展開を徹底比較

ケリーバッグとバーキンは、エルメス(HERMÈS)を代表する名品バッグ。憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。2つのバッグはとても見た目が似ていて、違いが分からない人も少なくないようです。ケリーバッグとバーキンの違いやサイズ展開について、徹底比較しました。それぞれのおすすめアイテムもチェックしてみてください。

ケリーバッグとは?

エルメスのミニケリーY2

ケリーバッグはエルメス(HERMÈS)を代表するバッグの1つです。上品で洗練されたそのフォルムは、長い歴史の中で多くの人々を虜にしてきました。まずはそんなケリーバッグの歴史や特徴、サイズ展開を解説します。

ケリーバッグの歴史

もともとは乗馬用のサドルバッグとして製作していたものを転用し、1936年頃に「サック・ア・クロア」という名前になり発売開始。しかしその後、モナコ王妃のグレース・ケリーがパパラッチから自身のお腹を隠すためにこのバッグを使用したことで一躍有名となり、1995年頃にケリーという名前に改名されました。

ケリーバッグは美しさを追求したデザイン

ケリーバッグは完成されたデザインが非常に美しいバッグです。台形のシルエットをしたハンドバッグで、フラップ(蓋)を被せたところに上からクロア(ベルト)で開閉し、自立します。内縫い・外縫いの2種類がありますが、美しさをとことん追求しているため、どちらも外側にポケットが付いておらず、洗練された印象に仕上がっています。

内縫いは生地が中に織り込まれて作られていて、やわらかな雰囲気に。外縫いは直線のフォルムがしっかり現れているため、かっちりとした雰囲気です。

ケリーバッグのサイズ展開

エルメスのケリー25

ケリー15:「ミニミニケリー」と呼ばれる、極小サイズのケリーバッグです
ケリー20:「ミニケリー」と呼ばれ、腕が通せるようにハンドルは大きめにつくられています
ケリー25:サブバッグにおすすめでコンパクトで可愛らしいサイズ。収納力は財布やスマホなど最小限です
ケリー28:ペットボトルが入る大きさで、普段使いしやすい大きさです
ケリー32:初めてのケリーバッグにおすすめのサイズで、手回り品を詰め込めます
ケリー35:A4がギリギリ入るサイズで、存在感もあります
ケリー40:圧倒的な存在感を放ち、収納力も抜群です
ケリー50:旅行バッグにおすすめ。なかなか市場に出回っていないレアサイズです

この中でも人気なのは、25、28、32、35の4サイズ。25以上のサイズには取り外し可能なショルダーストラップが付いてきます。

バーキンとは?

エルメスのブラックのバーキン

バーキンもケリーバッグに並ぶエルメスを代表するバッグです。誕生から今に至るまで、多くの人の憧れのバッグとして君臨し続けています。続いては、そんなバーキンの誕生秘話や特徴、サイズ展開を紹介します。

バーキンの歴史

80年代に当時のエルメスの社長が飛行機で偶然、イギリスの歌手であり女優でもあるジェーン・バーキンと席が隣同士になりました。その際に、彼女の荷物に溢れたバッグを見たことがきっかけとなり、多くの収納ができるバッグを製作し始めたと言われています。

バーキンは機能性を追求したデザイン

バーキンはエルメスならではの高級感を保ちながらも、機能性に富んだバッグです。開口部がとても広く、フラップ(蓋)を開けると仕切りはいっさいありません。そのおかげで、どのような荷物でもぽんぽんと入れられる、抜群の収納力を誇っています。耐久性に優れているほか、全面にはオープンポケット、背面にもファスナーポケットがあり、小物を収納する際にも便利です。

サイドベルトがあるのでマチも調整可能で、見た目のエレガントさを損なわないようなデザインに。普段使いからビジネスシーン、または旅先など日常のさまざまなシーンで活躍するでしょう。

バーキンのサイズ展開

エルメスのバーキン

バーキン25:財布やスマホなど最小限の収納力ですが、フラップを開ければペットボトルも入ります
バーキン30:使いやすいサイズで、ファーストバーキンにおすすめです
バーキン35:機能性と見た目の美しさのバランスが非常に良いサイズです。A4サイズの書類も入れやすく、ビジネスバッグにおすすめです
バーキン40:しっかりした存在感で、旅行バッグに使う人もいます
バーキン45:日本ではレアなサイズです

一般的なサイズは25、30、35、40、45の5サイズです。中でも25、30は、両者とも需要が高く、流通数も多いので特に人気です。

ケリーバッグとバーキンの違いと共通点

並んだバッグ

出典 shutterstock

どちらもエルメスで人気かつ名品であるケリーバッグとバーキン。それぞれに特徴があります。つぎは、ケリーとバーキンの共通点と違いを見ていきましょう。

ケリーバッグとバーキンの違い

ケリーバッグとバーキンの一番の違いは蓋にあります。ケリーバッグは蓋を閉じるようにして使い、バーキンは蓋を開けた状態で使用します。また、ハンドルにも注目してほしいポイントが。ケリーバッグはハンドルが1つで、バーキンは2つです。そしてケリーには、外側ポケットが付いていません。

収納力にもこだわりのあるバーキンは、フロント・背面にポケットがあり、マチの幅を調節できるサイドベルトが付属しています。また、ケリーの25以上のサイズにはショルダーがついていますが、バーキンには付いていません。

ケリーバッグとバーキンの共通点

エルメスのフラップ

ケリーバッグもバーキンも、両者ともフラップとクロアでバッグを開け閉めします。また、フロント部分にあるカデナ(鍵)やクローシュ(キーケース)といった、エルメスを象徴するモチーフが共通項です。

ケリーバッグのおすすめアイテム

次におすすめのケリーバッグを紹介します。一生ものとして永く愛用できるアイテムばかりなので、好みのデザインや素材はもちろんのこと、自分のスタイルに合ったものをセレクトしてみてください。

エルメス ケリー28

エルメス ケリー28

サイズ:縦28x横21xマチ11.5cm

日常使いしやすいケリーは、シンプルで上品な佇まいが印象的です。エトープは肌なじみの良いカラーなので、どんなコーデにもマッチします。外縫いのステッチはかわいらしく、カジュアル使いもしやすいバッグです。

エルメス ケリー25

エルメス ケリー25

サイズ:縦25x横19xマチ9cm

ころんとキュートで品があり、手元を華やかに見せるナタカラーのケリー25。非常にフェミニンなデザインで、持つ人の魅力を底上げしてくれることでしょう。淡いコーデになじませたり、ブラックコーデに一点投入したり、アクセントとして楽しむのもおすすめです。

ミニケリー

ミニケリー

サイズ:縦19x横12xマチ5.5cm

マクロバッグやミニバッグがトレンドの今、贅沢にミニケリーを身に着けてみてはいかがでしょうか。どんなコーデも一気に垢抜けておしゃれになります。鮮やかなオレンジカラーとエプソンのテリ感がコーデのアクセントに。チャームをプラスする遊び心を取り入れれば、より個性を出せます。

バーキンのおすすめアイテム

ケリーも素敵ですが、機能性が高く使いやすいバーキンもぜひチェックしてほしいアイテムです。次におすすめのバーキンを紹介します。

エルメス バーキン 25

エルメス バーキン 25

サイズ:縦25x横21xマチ13cm

どんなシーンにおいても活躍してくれる王道ブラックカラーなら、機能性抜群のバーキンがさらに使いやすくなります。上質で柔軟性に優れたトゴ素材は、使うたびにあなたの肌と生活になじむことでしょう。

エルメス バーキン 30

エルメス バーキン 30

サイズ:縦30x横25xマチ15cm

甘い雰囲気になりすぎないのは、さすがエルメスの成せる技。ふんわりとしたピンクカラーは、コーデに華を添えてくれることでしょう。大人の女性にピッタリな気品溢れる美しいバッグです。

ケリーバッグやバーキンをリユースショップで購入するメリット

買い物を楽しむ女性達

出典 shutterstock

上質で永く使えるエルメスのケリーバッグやバーキンはリユースショップでの購入がおすすめです。リユースショップを利用するとリーズナブルでもあり、地球環境を守るサステナブルな取り組みにつながります。ここではリユースショップで購入するメリットを紹介します。

珍しいラインやアイテムに出会える

リユースショップでは、エルメスの珍しいデザインのケリーバッグやバーキンなど、廃盤になり今では生産されていないエルメスのバッグを購入することも可能です。珍しいバッグや人気なバッグはその分値段も高いですが、エルメスのケリーやバーキンは資産として持つ人もいるほど価値が高いため、将来さらに高い価値となる可能性を秘めています。

サステナブルに買い物を楽しめる

リユースショップを利用する行為はサステナブルな行動です。現在、アパレル業界の大量生産や大量廃棄問題が地球規模の課題になっています。リユースショップを利用するのは、まだ使える物の廃棄を減らすことができます。購入者側のできる地球に優しい行動の1つです。

ケリーバッグとバーキンを使い分けて違いを楽しもう

エルメスのケリー32

ケリーバッグもバーキンも、世界中から愛され続けているエルメスを代表するバッグです。1つ持つだけでコーデがブラッシュアップされ、洗練されたファッションを楽しめます。両者の違いを理解した上で、多くのサイズや素材・カラーから、自分に最適なバッグを選びましょう。また、ケリーバッグやバーキンを購入する際は、リユースショップも選択肢に加えてみるのもおすすめです。

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kaya
サムネイル: kaya
いつか欲しいものはエルメスのバーキン。それが似合う女になるべく、自分を磨いています。