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洋服・靴

靴の寿命はここに出る!買い替えタイミングやお手入れのコツを紹介

靴の寿命は種類によって変わります。そのため今ある靴の買い替え時に悩む人もいるでしょう。この記事では種類によって変わる靴の寿命と買い替えるタイミング、寿命を延ばすコツ、永く愛用できるハイブランドの靴などを紹介します。ハイブランドの靴をお得に購入できるリユースショップのメリットもあわせてチェックしていきましょう。

靴の寿命と買い替えるタイミング

革靴が並んでいる

出典 Shutterstock

靴を履いていると気づかぬうちに靴底がすり減ったり、へたったりしてしまいます。靴の寿命は種類や普段の履き方、履く頻度などによっても変わります。ここでは、革靴や他の靴の寿命と買い替えるタイミングを見ていきましょう。

革靴の寿命

ビジネスでもカジュアルでも履く機会が多い革靴は、製法によっても寿命が変わってきます。

<グットイヤー・ウェルト製法>

黒の革靴

グットイヤー・ウェルト製法の靴は、つま先より外側のエッジ部分に縫い目があるのが特徴。この製法は構成する部品が多く複雑な作業工程を踏むため、重量のあるしっかりした長持ちする靴に仕上がります。3〜10年使えるといわれています。

<マッケイ製法>

マッケイ製法の靴

主にアッパー(甲革)と中底を直接縫い付けて作られているので、軽量かつ屈曲性があり足になじみやすい靴に仕上がっています。エッジ部分の縫い目が外から見えないのが特徴で、2〜6年ほど履けるといわれています。

<セメント製法>

黒の革靴

セメント製法の靴は、接着剤を付けてアッパーとソール(靴底)を加圧密着させた靴です。シンプルな構造のため作業工程が少なく、量産できる特徴があります。履ける期間は1〜2年と短いですが、デザインの自由度が高い靴です。

スニーカー、パンプス、ブーツの寿命

<スニーカー>

白のスニーカー

スニーカーはカジュアルなデザインが豊富で、スポーツをする時にも活躍。一般的な買い替えの時期は、約1年ほどと言われています。しかし、履き方や頻度によっては数ヶ月で履き潰す可能性もあります。

<パンプス>

黒のパンプス

足を細く魅力的にしてくれるパンプスは、毎日履いていれば約半年〜1年ほどで履き潰してしまいます。毎日動き回っていると、3ヶ月ほどで買い替えの時期がくる場合もあります。

<ブーツ>

黒のブーツ

おしゃれな見た目で、耐久性もあるブーツは秋冬の寒い季節に履くことが多いでしょう。そのため他の靴に比べると傷むスピードも遅いです。ブーツの平均寿命は、2〜5年と言われていて、素材や丈の長さによって異なります。

靴を買い替えるタイミング

靴の寿命は靴の種類によっても変わってきますが、平均で1〜3年と言われています。靴の状態を見て買い替えを検討しましょう。

<靴を買い替える目安>
・履き口のクッションが痩せてきた時
・ほつれが出てきた時
・修復不可能な傷や穴ができた時
・踵が大きくすり減った時
・ニオイがなかなか落ちなくなってきた時
・汚れが洗っても取れない時

靴の寿命を延ばすコツ

革靴の手入れをしている

出典 Shutterstock

靴の寿命を延ばすには、普段の靴の履き方や歩き方から見直して、ちょっとした工夫をするのがおすすめです。ここでは、靴の寿命を延ばす方法を紹介します。

同じ靴を毎日履かない

毎日同じ靴を履くと汗などで靴の中が湿ってしまいます。汗が乾ききっていない状態で靴を履くと靴の素材の劣化につながるので、靴を休ませることが大切です。毎日同じ靴を履かないように、1日靴を履いたら2日は休ませるなど、他の靴もローテーションさせましょう。

すり足で歩かない

すり足で歩くとソールの消耗が激しくなり、靴がすぐに傷んでしまう原因に。正しい歩き方で、足を疲れにくくして靴の寿命を延ばしましょう。

<正しい歩き方のポイント>
・視線を遠くにする
・つま先をやや外向きにする
・股関節に足がのるイメージでまっすぐ前に進む
・かかと全体で着地する
・足の付け根で地面を蹴り出すように歩く
・歩幅は大きめにする

パンプスなどヒールが高い靴の場合は、ヒールがすり減らないようにかかととつま先を同じタイミングで着地させると長持ちしやすくなります。

悪い姿勢で歩くと靴の形が歪んでしまう可能性があるので、正しい歩き方を意識して、良い姿勢で歩き靴を長持ちさせましょう。

靴べらを使う

靴べらを使うと足を滑らせて靴を履けるので、踵の部分への負担が少なくなり靴が長持ちします。靴は本来、靴紐を解いて履くのが理想的。しかし、日本人は座敷に上がったり、家の中では靴を履くことが少ないため、欧米よりも靴を脱ぐ機会が多いです。

靴紐を結んだまま履くと、踵の内側の部分が擦れて傷んでしまったり、靴が変形してしまったりします。そのため靴を永く履きたいのであれば、靴べらを使うのがおすすめです。

サイズが合っている靴を選ぶ

自分の足のサイズに合う靴を購入すると、靴を長持ちさせることにつながります。靴を購入する時、大きいサイズの靴の方が締め付けがないので楽という理由で購入する人がいますが、おすすめはしません。

大きい靴は靴の中で足が動いてしまうため、しっかりと力が入らず変な歩き方になる可能性があります。また、汗をかく量も増えるので靴が蒸れてしまいます。自分の足より小さな靴を購入した場合も外反母趾などになるリスクがあるので、ぴったりサイズの靴を購入しましょう。

お手入れをする

靴を履いた後に汚れたままにしておくと、革靴などはシワから割れる可能性があります。また、お手入れした後の古いクリームが残ったままの状態もよくありません。

雨の日に外出した後もしっかり乾かし、雨で流れてしまったクリームをしっかり塗ってください。外出する時は前もって撥水スプレーなどをしておくと、雨でも安心して靴を履けるのでおすすめです。

お手入れは、履く頻度にもよりますが週1回から月に1度で行います。定期的に汚れを落とし、クリームで靴に栄養を与えると長持ちします。

永く愛用できるおすすめのハイブランド靴

ハイブランドの靴は上質な革や製法で作られているため、長持ちしやすいです。おしゃれなブランド靴を持っていると日々のモチベーションも高まり、永く愛用したいという気持ちになるもの。ここでは、おしゃれなブランド靴を紹介します。

ベルルッティ(Berluti)ローファー

ベルルッティのローファー

スクリットと呼ばれる、18世紀の手書きの原稿からインスパイアされたデザインが特徴のローファー。スーツからカジュアルまで、幅広いファッションとも相性が良いです。ベルルッティ(Berluti)は、靴職人のアレッサンドロ・ベルルッティによってフランスで1895年に創設されました。

ベルルッティにしか使うことができない門外不出の素材であるヴェネツィアレザーは、手染めでしか作ることができません。他では味わえないベルルッティだけの革の持ち味も合わせて永く愛用できる靴です。

ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)スニーカー

ルイヴィトンのスニーカー

ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の黒と紫の色味が印象的な異素材ミックスのスニーカー。アイコンである「LV」の字がソールに描かれていて、カジュアルファッションをクールに決めてくれる洗練されたデザインです。ルイ・ヴィトンは、旅行用トランク専門のアトリエから始まったブランドで、バッグや財布、靴などさまざまなアイテムを取り扱っています。ルイ・ヴィトンのスニーカーは、ローテーションで履く靴としてもおすすめです。

クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)パンプス

ルブタンのパンプス

アイコンであるレッドソールが印象的なパンプスです。黒と赤のコントラストが、大人の魅力を引き立ててくれます。クリスチャンルブタン(Christian Louboutin)はフランスのラグジュアリーブランドで、シューズを中心にバッグや革製品を取り扱っています。その中でも人気なのが、洗練されたデザインであるレッドソールのパンプスです。赤いネイルカラーからインスピレーションを受けてデザインされたレッドソール。大人の上質なパンプスを探しているのであれば、クリスチャンルブタンのパンプスがおすすめです。

リユースショップなら靴を賢くアップデートできる

リユースショップの店内

リユースショップは、誰かがいらなくなったアイテムを他の誰かのために譲るサービスです。ブランドの靴であれば高値がつくこともあります。買い替え時と感じた靴をリユースショップで売り、そのお金で新しいものを買うと賢く靴をアップデートできるでしょう。また、今ある資源を大切にする活動がサステナブルにもつながります。

靴の寿命を参考に永く愛用できる靴を探してみよう

靴を選ぶ女性

出典 shutterstock

靴の寿命を知ることで、そのまま使い続けるか、買い替えもしくはローテーションできる靴を購入するかと考えている人もいるでしょう。そんな時はリユースショップを利用するとお得に靴を購入できるかもしれません。購入する際は永く愛用できる上質なハイブランドの靴もチェックしてみてください。

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rino
サムネイル: rino
スタイルのお手本は自由に生きるパリジェンヌ達。作り込み過ぎないシックなスタイルが得意。